顎関節症治療

多角的な治療提案で
進める顎関節治療

顎関節症治療

あごが鳴る、口が大きく開かない、あごが痛むなど最近感じていませんでしょうか。
該当するものがあれば、顎関節症の疑いがあります。
当院では患者様の抱えている問題点を分析・診断し、それに基づいた治療計画を立てていきます。

顎関節症治療について

  • 顎関節症とは

    顎関節症とはかみ合わせの不良が原因で、お口周りにさまざまな悪影響を及ぼす病気です。
    重症化するとお顔の歪みにつながり、手術が必要になるケースもあり、早期の治療が大切です。

    • 顎が痛くて、口の開けにくさを感じている
    • 噛む時に歯に違和感があり、こめかみあたりから「カクカク」と音が鳴るときもある
    • 同じ場所の詰め物や被せ物が外れやすい

    このような症状は顎関節症の疑いがあります。
    症状は放置せず、できるだけ早く当院にご相談ください。

  • 顎関節症の原因

    顎関節症の原因として

    • 姿勢の悪さが引き起こす全身の筋肉のねじれ
    • 歯科医院での治療後に引き起こされる噛み合わせの異常

    上記の理由の場合は、当院で患者様の抱えている問題点を分析・診断し、それに基づいた治療計画を立てていきます。歯科医院での治療後に噛み合わせが原因の場合は、噛み合わせ治療で対応します。

    噛み合わせ治療

症状別の顎関節症治療法

  • 足を組むことで起きてしまう歪み

    日常生活で、椅子に座る際に足を組んで座っている方は多いと思います。電車の中でも足を組んで椅子に座ってらっしゃる方をよく見かけます。何気なく行っている行為ではありますが、実は顎関節症の原因につながることがあります。
    図をご覧になられるとわかる通り、足を組んでいる状態の時、実は骨盤は9度傾いてしまっています。この状態が習慣化し、座った時に足を組まずにいられないような方は、胸椎(胸の骨)、頸椎(首の骨)、そして赤い線に示されるように腰椎(腰の骨)が曲がってしまい、青い線で示されているように骨盤の高さもずれてきてしまう可能性があります。そうなってしまうと、最終的には頭の角度もずれ、あごもずれてしまい、顎関節症を引き起こす原因となってしまうのです。

  • 姿勢の悪さからくる歪み

    姿勢の悪さが筋肉に過度の負担をかけ、歯や顎の痛み、かみ合わせの不良を引き起こす原因になります。
    なぜなら、人間の下顎は頭蓋骨にぶら下がった状態のため、姿勢や体の重心の変化によって顎の位置がずれたりかみ合わせが変わったりしやすいからです。
    治療では姿勢という視点から、座り方や歩き方をチェックし、日々の生活の中で少しずつ改善していけるようにサポートしております。

  • 姿勢の悪さからくる歪みの対策

    人間が真っ直ぐ立つ時は、足裏・ふくらはぎ・背筋・後頭筋をつなぐ「起立筋」と、顎の上部・腹筋・大腿筋・足の甲をつなげる「屈曲筋」が、バランスを保ちながら姿勢を維持しています。
    顎の周辺の筋肉は、起立筋と屈曲筋を相互につなげる役割があり、筋肉のねじれや骨格の歪みによる影響を受けやすい場所です。
    姿勢の悪さを防ぐためにも、母趾球に体重が正しく乗る場所を体に覚えさせることが大切です。必要に応じてストレッチ用の器具も使用し、インプラントやセラミックを用いた治療についても検討していきます。